日没が早くなる秋、ライト切れで車検に通らない?ヘッドライト・テールランプの点検ポイント
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10月を過ぎると日没がみるみる早くなり、夕方のドライブでもライトを点灯する機会が増えてきます。そんな秋だからこそ気をつけたいのが「ライト類の不具合」です。
「球切れくらい大したことない」と思っていませんか?実は、ライトの不具合は車検の不合格原因として非常に多く、また道路交通法違反にもなります。この記事では、整備士の目線から、秋の点灯機会が増えるこの時期に確認しておきたいライト類のチェックポイントをわかりやすく解説します。
ライトが原因で車検に通らないケースとは?
車検(保安基準)では、ライト類について非常に細かい基準が設けられています。よくある不合格の原因を見てみましょう。
① 球切れ・点灯しない
最もわかりやすい不合格原因です。ヘッドライト・テールランプ・ブレーキランプ・ウインカー・ナンバー灯のいずれかが点灯しない状態では、車検に通りません。自分では気づきにくい「片側だけ切れている」状態に注意が必要です。
② ヘッドライトの光軸(向き)のズレ
球切れがなくても、ライトの照らす方向(光軸)がズレていると車検に通りません。光軸は走行中の振動や追突事故などでズレることがあります。「まっすぐ照らせているか?」は自分では判断しにくいため、整備工場での測定が必要です。
③ 社外品・カスタムライトの基準違反
LEDへの交換・ヘッドライトのカスタムを行っている場合、保安基準に適合していないものは車検に通りません。「車検対応品」と記載されていても取り付け方や光量によっては不適合になるケースもあります。
④ヘッドライトの著しい黄ばみ・くもり
ライトカバーの黄ばみ・くもりは見た目の問題だけでなく、光量の低下を招きます。基準値を下回ると不合格になります。
秋に特に確認したい!ライト類の自己チェックリスト
以下のチェックを、夜間または薄暗い場所で一人で行うのは難しいため、できれば2人で確認するか、整備工場でまとめてチェックしてもらいましょう。
【確認項目一覧】
ヘッドライト(ロービーム):
両側点灯しているか・黄ばみ・くもりはないか
ヘッドライト(ハイビーム):
切り替え時に両側点灯するか
テールランプ(尾灯):
スモールランプ点灯時に両側赤く光るか
ブレーキランプ:
ブレーキを踏んだ際に両側点灯するか
ウインカー(前後左右):
点滅間隔は正常か・片側だけ速く点滅していないか
ハザードランプ:
前後左右すべて正常に点滅するか
バックランプ:
バックギア時に白く点灯するか
ナンバー灯:
夜間にナンバープレートが照らされているか
フォグランプ(装着車のみ):
前後正常に点灯するか
ヘッドライトの黄ばみ・くもりはどうすればいい?
ヘッドライトのカバーは、紫外線や熱によって年々黄ばみ・くもりが進行します。特に製造から5年以上経過している車は注意が必要です。
対処法① ヘッドライトポリッシュ(研磨)
黄ばみ・くもりが軽度〜中程度であれば、専用コンパウンドで研磨することで透明感が戻ります。カー用品店でDIYキットも販売されていますが、研磨しすぎると表面を傷めるため、整備工場での施工がおすすめです。
対処法② ヘッドライトユニット交換
黄ばみ・くもりが進みすぎてポリッシュでは改善できない場合は、ユニットごと交換が必要になります。費用は車種によって大きく異なります。
LEDライトに交換しても車検に通る?
近年、ヘッドライトをハロゲンからLEDに交換する方が増えています。LEDは明るく消費電力も少ないためメリットが大きいですが、車検適合かどうかの確認が必須です。
● 「車検対応」「保安基準適合」の記載があるJIS規格品を選ぶ
● 光軸調整が正しく行われているか確認する
(LEDに交換すると光軸がズレるケースがある)
● ポジションランプやウインカーも同時にLED化する場合は抵抗器が必要な場合がある
「対応品を買ったはずなのに車検に通らなかった」というトラブルは多いです。LED交換を検討している方は、交換前に整備工場に相談することをおすすめします。
ライトの球切れに気づかないのはなぜ?
ライトの球切れに気づきにくい理由のひとつが、「昼間は乗っていても点灯しないから」です。特にテールランプやブレーキランプは自分では見えにくく、片側だけ切れていても走行中に気づかないことがほとんどです。
車の外周を歩くタイミングに目視チェックする習慣をつけましょう。また、整備工場での定期点検でも必ず確認してもらいましょう。
ライト不具合は違反にもなる!罰則を知っておこう
ライトの球切れや不適合ライトでの走行は、車検に通らないだけでなく道路交通法違反にもなります。
● 整備不良(灯火不備)
● 無灯火走行
(夜間・悪天候時にライトを点灯しない)
事故に直結するリスクもあるため、ライトの不具合は「いつか直そう」ではなく、気づいたらすぐに対処することが大切です。
まとめ:日照時間が短くなる秋こそライトの総点検を
10月以降、日没は一気に早まります。夜間走行の機会が増えるこの時期に、ライト類を一度しっかり確認しておくことが、安全なドライブと車検合格への近道です。
ガリレオ車検では、ライト類の点検・交換・光軸調整をまとめて承っています。「なんとなく暗くなった気がする」「車検前に一度見てほしい」というご相談もお気軽にどうぞ。